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ジョイフル本田、2023年第1四半期月決算発表|市場変化の中でも売上伸長の秘密!

ジョイフル本田の2024年6月期第1四半期(7-9月)の決算発表について紹介します。

ジョイフル本田

ジョイフル本田は、茨城県土浦市に本社を置くホームセンターの会社です。数万から十数万m2という広大な敷地内に…

フードコート、スーパーマーケット等がテナント入店し、さまざまなニーズにワンストップで応えられる店づくりを行っています。木材や建築資材、日用雑貨や食品、ガーデニングやペット用品、インテリアや家電、アウトドアやレジャーなど、暮らしに関するあらゆる商品を揃えています。また、住宅リフォームや外構工事などの施工•工事も行っており、家全体に関することに幅広く対応しています。ジョイフル本田は、「必要必在」と「生活提案」で地域社会の喜びと夢を共創することを目標とし、国内No.1の「暮らしと住まいのイノベーター」を目指している企業です。

売上高は微増、利益は減少

まず、売上高についてですが、前年同期比2.2%増の316億3400万円となりました。これは、物価高騰などの市場環境変化の中で、市場のニーズを捉えられたことや、新規出店やリニューアルなどの店舗展開効果があったことが要因として考えられます。

一方、利益については、売上高の増加にもかかわらず減少しています。営業利益は前年同期比8.8%減の28億300万円、経常利益は前年同期比6.3%減の30億9300万円、最終利益は前年同期比5.2%減の21億3600万円となりました。これは、商品仕入れ原価の上昇、人件費や物流費などの販売費及び一般管理費が増加したことや、商品売上構成比の変化よる粗利率の低下などが要因として挙げられます。

上期計画に対する進捗率は順調

上期計画に対する進捗率については「売上高47.1%、営業利益52.3%、経常利益53.2%、最終利益53.4%」となっています。これは、過去5年間の平均進捗率「売上高46.9%、営業利益48.3%、経常利益48.3%、最終利益48.7%」を上回る水準であり、物価高騰など市場変化の中でも堅調な業績を維持していることがわかります。また、通期計画に対する進捗率も「売上高23.6%、営業利益27.2%、経常利益27.5%、最終利益26.9%」となり、過去5年間の平均進捗率「売上高23.4%、営業利益24.2%、経常利益24.3%、最終利益24.5%」とほぼ同水準であり、通期計画の達成に向けて順調に推移しています。

今後の見通しと課題

今後の見通しと課題についてですが、ジョイフル本田は、光熱費の上昇、物価高騰により消費者の行動や需要が変化する可能性があることを踏まえつつも、通期計画を据え置いています。自社の強みである生活関連商品の幅広い品揃えや地域密着型の店舗展開によって、様々なニーズに対応できるという自信が表れています。また、新規出店やリニューアルなどの店舗投資や、オムニチャネル戦略の推進などによって、競合他社との差別化や顧客満足度の向上を図っていくとしています。

しかし、好調な推移を見せている同社を取り巻く環境も決して楽観できる状況ではありません。競合他社も同様に住宅関連商品の強化やオンライン販売の拡大などに取り組んでおり、物価高騰など市場環境はますます厳しくなっています。また、人件費や物流費などのコスト増加や、原材料価格の高騰、商品仕入れ原価の上昇などによる利益圧迫の懸念もあります。ジョイフル本田は、これらの課題に対してどのように対応していくのか、今後の動向に注目したいと思います。

まとめ

ジョイフル本田の2024年6月期第1四半期(7-9月)の決算発表について紹介。売上高は微増しましたが、利益は減少しました。通期計画に対する進捗率は高水準であり、激しい市場環境の変化の中でも堅調な業績を維持しています。今後は、競合他社との差別化やコスト削減などの課題に対してどう対応していくかが重要になってくると思います。

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